日々の行動から自分を見つめる

挨拶ってなんのため?

日本人は恥ずかしがり屋が多いというのを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?私の感触としては恥ずかしいというより控えめという言葉のほうがしっくりきます。 昔と違い恥という概念の重みが軽くなりつつあると思います。 朝、マンションなどで同じエレベーターに乗り合わせた人に「おはようございます」とあいさつすると、十中八九挨拶が返ってきます。ご年配の方などはその後に2,3世間話を振ってくれたりもします。 「おはようございます」という言葉で何を伝えているのでしょうか? これは「朝早いですね」だけではなく「朝早いですね。朝早く起きられて健康ですね。健康ですばらしいですね」ということを縮めたものなのではないでしょうか? この意味ですと朝早く起きられる健康をお互いが維持できていることが素晴らしいですねということを称賛しているのです。

ネットでの会話では挨拶が減っている


なぜ企業の制度コンサルを行っている私がこのようなややセンシティブな内容を書いているか、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。 これは、挨拶ということが自分ではなく目の前の相手に向かってのコミュニケーション手段だということを改めて認識していただきたいからです。 この頃はインターネット越しに会話をすることが増え、面と向かっては言えないような事をコメントするかたが増えているようにかんじます。 面と向かって言うと殴り合いのけんかになるような言葉遣いを平気で行うかたがネット上には多く見受けられます。 挨拶という、自分と相手の命の称賛を行っている昔からの習わしなのですが、インターネットのコメント欄では書き込まれることは少なく、また、画面の向こう側にいる人も自分と同じ貴重な一つしかない命を持った人間であるということを感じないかたも増えたように感じます。


  • 挨拶を入り口にカウンセリングへ

    さんざん人を罵倒したり、無礼な言動を繰り返しているネットユーザーは、人とコミュニケーションをとるときの距離感や皮膚感覚など、身体を通して得る言語以外のコミュニケーションに目が向いていないのではないでしょうか? このような現実感の喪失が自身の命の価値の軽薄化につながっていると感じられます。 自分の心臓がいま動き、息をして生きているという生の実感の喪失にもつながっていると感じます。 一度立ち止まり、自分自身に向き合ってみてはいかがでしょうか? コミュニケーション能力は人類種が持つ最強のツールだと思います。そのツールは自分の足元がしっかりしていることでより高い価値を持つのではないでしょうか? コミュニケーションは頭で処理できる情報の伝達だけではなく、相手との関係性、相手の息遣い、自分の心の高揚、上手くいったときの原始的な喜び…そういった面と向かったコミュニケーションで得られる純粋な形が今後ますます失われていく可能性があります。 今、自分という生の感覚を失ってきているのではないかという方、一度カウンセリングを通して自分を再発見、再発明、再点検してみませんか?


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